第71回・トップ・オブ・スイングについて語る 皆さん、格好のいいトップにしたいでしょうが、正直、その形は人それぞれ、どうでもいいこと。重視すべきは〇〇

スイング

ダフったりトップしたりとミート率が悪い。打球が右に、左に、と
大きく曲がる、といった状態から抜け出そうとして、トップでの
クラブを収める位置にあれやこれやと悩んでいる人をよく見かける。
トップポジションをよくすれば、ナイスショットを増やせるのか⁉
「はい、増えるとは思いますよ。ただし……」と宮本の見解。
「美しいスイングと評価の高いプロの、トップの瞬間だけを
切り取って真似るというのは、まぁ、悪いこととは言いませんし、
それがご自身に合ったスタイルであれば何の問題もありませんが、
大概、ショットをさらに乱したり、上達を遅らせたりするケースが
多いんじゃないかなぁと思います。そもそもトップというのは
ボールを打つための準備というか、ダウンスイングのスタート地点。
その形にどうこうこだわる必要など一切なく、人それぞれ、いかに
ボールにパワーを注入できる体勢であるか、が最大のポイントで
あるべきでしょう。」内容の詳細は動画にて、認識を深めて頂きたい。

◆関連動画
【第48回】ここの動きはプロの言うとおりに誰でもすぐできるはず テークバック 始めよければすべて良し、となりますように

◆宮本勝昌(みやもと・かつまさ) 1972年生まれ、静岡県出身。95年プロ転向、ツアー通算12勝(2021年シーズン終了時点)。2006年~11年にかけて国内151試合連続出場の記録保持者。40代になっても安定した成績を残し続け、2016年9月には史上9人目となる生[ 涯獲得賞金10億円突破の偉業も成し遂げる。過去、選手会長を計3期務めるなど人望も厚い。ハートンホテル所属

▼当局チャンネル登録はこちらから

《目次》
00:00 冒頭挨拶ほか
01:10 トップとは⁉
02:22 スタイルそれぞれ
03:53 トップ2種
05:46 アドレスチェック
07:22 宮本の場合
08:10 軸ブレ厳禁
10:05 まとめ

取材協力/太平洋クラブ御殿場コース
     チームセリザワ ゴルフアカデミー

#初心者から上級者まで納得のレッスン