要確認・昔から、よくないとされる“ギッタンバッコン”のスイング。ただ最近では、逆にむしろそれがいいんだ、との説も。ところでそもそも“ギッタンバッコン”って? 諸々宮本に聞いた《第107回》

スイング

トップで左足に体重が多く乗って、回転不足。左肩が極端に下がった体勢。
ダウンスイングでは体重が右足に。右肩も極端に下がってアッパー軌道。
それがいわゆる、昔から言われる“ギッタンバッコン”のスイングだろう。
いかにも初心者っぽく、多くの人が、そうした打ち方とならぬように、
気に留めていたものだ。ところが道具の進化に伴ってか、一部の理論で
“ギッタンバッコン”系の振り方が今の時代に合っている、的なものもある。
一方で、レベルターンという、こちらはミート率をよくしそうなワードに、
ダウンスイングでは右肩を下げずに水平に回す、を信条にする人も多い。
そんな人には「多少“ギッタンバッコン”を入れてみたら」と助言したくなる。
そんなこんなで、スイング中の肩の基本的動きを、一度見直すとしよう。

宮本勝昌(みやもと・かつまさ) 1972年生まれ、静岡県出身。95年プロ転向、ツアー通算12勝(2021年シーズン終了時点)。2006年~11年にかけて国内151試合連続出場の記録保持者。40代になっても安定した成績を残し続け、2016年9月には史上9人目となる生[ 涯獲得賞金10億円突破の偉業も成し遂げる。過去、選手会長を計3期務めるなど人望も厚い。シーミュージック所属

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《目次》
00:00 今回のテーマ
00:38 肩の基本的動き
02:13 右肩を下げる?
06:11 肩は水平回転?
07:44 タテのドリル
09:01 アオるとの違い
09:57 締めの話

企画・制作/伊藤昇市
四半世紀以上に渡ってゴルフ雑誌の記者・編集業に従事し、主に巻頭、センターの特集ページを担当。合わせて連載ページも数多く手がける。後にムック本化された作品に『芹澤信雄・番手別アイアンのツボ』『ゴルフは3打目勝負』『伊澤利光・アイアンのツボ』『藤田寛之&宮本勝昌コラボレッスン』『森守洋の今どきダウンブロー指南』『田中秀道のレッスン真常識』など。また、米国にてブッチ・ハーモン、デーブ・ペルツを取材~短期連載も。活版ページでは『宮本勝昌~スイング探求の手引き~』『湯原信光 スイングの核心』ほか、書籍では『堀尾研仁 ゴルフがたちまち上手くなる本』『田原紘のゴルフコース攻略論』等の刊行に携わる

取材協力/太平洋クラブ御殿場コース
     チームセリザワ ゴルフアカデミー

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