前回のビデオ「ゴルフスイングの基本(4)」では、足踏みしながらスイングしたのですが、ハンドファーストではなかったですね。
そこで次のチャレンジ。左腕主導によるスイングです。
ベンホーガンは、左腕のインパクト以降の外転は①前方への弧が大きくなる→クラブのヘッドスピードが上がる→距離が出る②最初にボールに正しく触れさえすれば、自動的に前方の芝生を切り取ることができる③インパクトで両手がクラブヘッドのわずか前方にあるのでロフトが立ち、クラブの番手以上の距離が出る・・と言っています。そこで左手主導のビデオを探しました。ありました。
(参考ビデオ) ゴルフリバイバー森田
絶対にハンドファーストになる練習方法
すごく丁寧な説明で20分近くになります。お急ぎの方はビデオの「歯車マーク」をクリックして再生速度を速めてみてください。
やってみました。左手だけの時は確かにハンドファーストになっていますね。ただ両手になったら思ったほどなっていません。がっかりです。ただこれはスタンス幅が狭いためもあるかも知れません。そこで次は、スタンス幅を通常の幅にしてチャレンジしてみます。ただそうすると、腰をどう動かしていったらいいか、という問題にぶち当たります。腰の使い方というと股関節の使い方になります。そこで次回は股関節のストレッチから始めてみます。
話は変わりますが、左腕のスイングはフェイスローテーション(ゴルフクラブの開閉)の問題と密接に関わってきます。このフェイスローテーションをすべきか否かは、ユーチューブで大きな論争になっているようです。
うちの練習場でも4名のプロがいますが、クラブフェイスの開閉をしないスイングを教えているプロもいれば、積極的にするプロ、あいまいなプロ、身体の近くを両手が通れば良いんだよ、というプロ・・三者三様です。正解は一つではなく、どんなタイプの方がクラブの開閉を積極的にしたらいいか、しない方が良いか、見極めるのがこれからの課題だと思っています。